料理を通して国際理解 モロッコ編

2023年11月16日、福祉会館調理室にてモロッコ料理を作り、試食し、モロッコについて学ぶ。
出席者は大使館3名、会員8名、リピーター4名、初参加10名の25名で、初参加の方々は初掲載タウンニュースを見ての申込が多く、鎌倉朝日の案内を御覧の方も。

料理指導は大使付きコックさんのシャディア・カーメルさん。
シャディアさんはアラビア語の為、彼女の説明を文化担当参事官のズバイダ・クレイマさんが英語に訳し、大使補佐の大和田さんが日本語に。
食材はすべてシャディアさんが準備、当日朝、調理室にて豪快に5等分にする。メニューはチキンレモン・タジン、ハリラスープ及び人参サラダ。タジンは鍋のことでタジンでつくる食べ物もタジンと言う。

チキンレモン・タジンは鶏肉に塩レモンの果肉を含む香辛料を摺り込ませてしばらく置く。鍋に玉ねぎ、香辛料、オイルなどを加え煮込み、玉ねぎが柔らかくなった時点で鶏肉を加えゆっくり煮込む。ソースを煮詰め塩レモンの皮とオリーブを加え完成。
柔らかで、香辛料の良い香りのチキンが美味でした.ハリラスープは断食明けにまず頂くスープで牛肉にひよこ豆、レンズ豆などを加え、具たっぷりのトマト風味のスープ。
小麦粉でとろみをつける。出汁は牛肉だけでも多々の香辛料でおいしいお味で何杯でも頂けるスープ。モロッコ風は器にたっぷりよそうこと。

人参サラダは大きいニンジンの中心部を外して、まわりの柔らかい部分だけを茹でる。スパイスの効いたドレッシングをサッと煮て茹でニンジンを絡める。茹で人参サラダははじめてで、大変美味しかったです。中心部を取り除く発想は有りませんでした。
食後はお持ち頂さったモロッコクッキーを頂きながらモロッコについてクレイマ参事官がパワーポイントとDVDを利用しながらお話くださる。
利用された映像は著作権が有るため鎌倉ユネスコのホームペイジから観れるようクレイマさんがパワーポイントの写真を編成して提供して下さいました。是非ご覧ください。

奥山

当日の資料

KINGDOM OF MOROCCO